●姥山寛代の詩歌

第17回ミュージックパーティー新成人のお祝いに発表した詩歌です。
当日は増田明美さんが朗読して下さいました。

「神様からのメッセージ」
 
 メリークリスマス
 そして二十才の成人式おめでとう
 
 二十年前のあなたを
 この世に送り出す時
 私はあなたに大きな荷物を
 持っていってもらいました
 
 あの時から今まであなたは
 あなたと出合ったすべての人に
 その荷物を配ってきましたね
 忘れることなく配ってきましたね
 
 荷物をもらった人々は
 それを背に負い 今でも
 歩き続けています
 暑い日も 寒い日も

 あなたは何をいいたいの?
 あなたは何がほしいの?
 あなたは何をしてもらいたいの?
 ほんとの事は何なの?
 
 あなたの小さな目ばたきを
 あなたが探る指先を
 あなたの口から飛び出す
 さけびを ため息を
 突然走る後姿を
 ほんとの事は何なの?

 人々はあななの配った荷物
 背負うには限りなく重く
 悲しく切なく辛かった筈
 それでも工夫し歯を喰いしばり
 捨てることもなく
 ころんでも再び立ち上がり
 今でも歩き続けています
 
 あれから二十年
 人々はいつかその荷が軽くなっていることに
 気づいていてすこし淋しくもあるのです
 
 忍耐強く つつましく
 勇気と自由と愛に満ち
 どんな重い荷物を背負っても
 シャンと歩ける強くたくましい力を
 培ってきました
 
 そう この世に光を作る人々を
 育てる大切なお仕事を持って
 あなたは生まれてきたのです

 二十才 青春 おめでとう!
 まだまだ荷物はこれからも
 配らなければなりません

 それがあなたの就労です

2004年12月23日
朗読:増田明美
詩歌:姥山寛代
                                


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